はじめに
障がい者グループホームに入居したいが、金銭的に不安で入居をためらっていたり、生活保護を受けていても入居できるかどうかわからないといった方は多いのではないでしょうか？
本記事では、障がい者グループホームと生活保護について、障がい者グループホームを運営しているフリーライフが初心者でもわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、生活保護を受けながら障がい者グループホームで生活をする、具体的なイメージが湧くかと思います。
1.生活保護を受けていても障がい者グループホームに入居できるか？
基本的には可能です。障がい者グループホームに入居するには、「障害者手帳」と「障害福祉サービス受給者証」が必要になりますので、まず障害者手帳と障害福祉サービス受給者証の申請が必要となります。
現在居住の自治体ではなく他の自治体のグループホームに入居することもできますが、その場合の生活保護は現在の自治体のままで継続されます。
障がい者グループホームの家賃は、生活保護の家賃扶助の基準額内であれば全額まかなわれます。
さらに、生活保護受給者であれば、国から月額1万円を上限とした家賃助成制度を利用できます。
また、生活保護受給者に治療の必要が新たに生じた場合は、所管の福祉事務所に受給者が医療扶助の申請を行います。
福祉事務所は医療の必要性を検討後に医療扶助の給付を決定し、医療券・調剤券を発行します。
2.生活保護を受けている人が障害者グループホームに入居する場合の手続き
入居する際に必要な書類は、生活保護を受給していることを証明する「生活保護受給証」や、前述の「障害者手帳」「障害福祉サービス受給者証」などがあります。
その他の手続きとしては、生活保護受給者以外の手続きとの差はなく、入居申し込みをした後、見学や面談などの手続きが行われ、入居が決定します。
入居に際しては、入居時に一定の費用が必要になる場合があります。
3.障害者グループホームの利用料について
障害者グループホームを利用するためには、利用料が必要となります。一般的には、入居時に初期費用として入居金や敷金が必要となり、月々の利用料も支払う必要があります。
入居金や敷金は施設によって異なりますが、一般的には数十万円程度の金額が必要となる場合が多いです。また、月々の利用料についても施設によって異なりますが、一般的には月額数万円から数十万円程度が必要となる場合があります。
ただし、生活保護を受けている人が障害者グループホームを利用する場合には、利用料の一部が免除される場合がありますので、基本的には生活保護を受けながら障がい者グループホームの利用料は十分に支払える状態となります。
4.障害者グループホームでの生活に必要なもの
障害者グループホームでの生活に必要なものとしては、家具や家電の他に日用品や衣類などがあります。しかしながら施設側で用意されている場合もあるため、ご自身の生活状態に応じて障がい者グループホーム探しをすると良いでしょう。
入居前に用意するべきものとしては、自分の持ち物や身の回りの品などがあります。入居前に施設から指定された持ち物リストを確認し、必要なものを用意するようにしましょう。
また、障害者グループホームでの生活に必要なものとしては、持病の薬や治療器具などもあります。これらは利用者自身が用意する必要がありますが、必要な場合には施設側でサポートしてくれる場合もあります。
5.障害者グループホームでの生活支援について
障がい者グループホームでの介護支援は、入浴や排泄、食事、着替え、洗濯などの日常生活の援助を行います。また、医療支援では、病気やけがの治療や健康管理などが行われます。就労支援では、障害者が就労しやすい環境づくりや就労支援に取り組むことができます。
生活支援では、服薬管理や金銭管理などがあります。ご自身で行うことが難しい方は、グループホームへ相談してみましょう。
6.障害者グループホームの選び方
障害者グループホームを選ぶ際に考えるポイントについて、以下のポイントに注目することが大切です。
- 地域性：自分が住む地域の障がい者グループホームを選ぶことが望ましいです。近くに住んでいる家族や友人がいる場合、交流を続けやすいことも重要なポイントとなります。
- 施設の特徴：施設の雰囲気や運営方針など、自分が望む生活スタイルに合わせて選ぶことが重要です。また、施設の規模や設備、バリアフリーなどもチェックしましょう。
- サービス内容：介護や医療、就労支援など、自分が必要とするサービスを提供しているかどうかを確認しましょう。
地域や施設の特徴、サービス内容などを比較する方法について
障害者グループホームを選ぶ際には、複数の施設を比較することが大切です。インターネットやパンフレット、電話などを利用して、複数の施設の情報を収集しましょう。また、地域の障害支援課の窓口などの公的な機関に相談することもおすすめです。
見学や面接の際に注意すべきポイントについて
障害者グループホームを選ぶ際には、見学や面接を実施することが一般的です。以下の点に注意して見学や面接を行いましょう。
- 部屋の広さや、共有スペースの清潔感など、施設の環境をチェックしましょう。
- スタッフの対応や利用者同士の交流など、施設の雰囲気を確認しましょう。
- 利用者の生活やサービス内容など、自分が必要とする情報をしっかりと確認しましょう。
7.障害者グループホームの入居後の生活について
障害者グループホームに入居後の生活については、日常生活やルール、サポート体制、利用者同士の交流やイベントなどがあります。
まず、日常生活については、食事や入浴、睡眠など、基本的な生活習慣のサポートが受けられます。
ルールについては、施設ごとに異なるため、入居前に確認することが大切です。例えば、自分の部屋での飲酒が禁止されていたり、外泊には事前に申請が必要だったりします。
サポート体制については、夜間はスタッフが常駐しているため、何かあったときにすぐに対応してもらえます。また、医療や介護の専門家が常駐している施設もありますので、緊急時にも安心です。
利用者同士の交流やイベントについては、グループホーム内での食事や集会、外出イベントなどが行われています。これらの場を通じて、同じ環境で生活する仲間との交流が深まります。また、外出イベントでは、社会参加の機会を得ることができます。
8.障害者グループホームに入居するメリットについて
障害者グループホームに入居するメリットには以下のようなものがあります。
- 安定した生活環境
障害者グループホームは、利用者が安定した生活を送ることができる環境を提供しています。施設によっては、食事や入浴、トイレなどの介助や、医療的ケアを受けることができます。また、利用者の健康管理にも力を入れており、医療機関との連携も行っています。 - 生活支援
利用者が日常生活を送る上で必要なサポートを提供しています。例えば、洗濯や掃除、買い物などの家事全般や、趣味やスポーツなどのレクリエーション活動の支援など、生活全般にわたってサポートを受けることができます。 - 社会参加の機会
障害者グループホームでは、利用者同士が交流する機会があり、イベントや遠足、お祭りなどの行事にも参加できます。また、地域の行事に参加するなど、社会参加の機会を提供しています。 - 生活保護受給者にとってもメリットがあることに
生活保護を受給している人でも、障害者グループホームに入居することができます。入居することで、生活保護の支給額が増える場合があります。また、生活保護受給者でも、障害者グループホームで社会参加の機会を得ることができます。
以上のように、障害者グループホームに入居することで、安定した生活環境や生活支援、社会参加の機会など、利用者にとってのメリットがあります。
まとめ
生活保護の方でも、障がい者グループホームへ入居することができます。
無駄遣いを抑えて、しっかりと金銭管理を行い自立した生活を目指していきましょう。
また、障がい者グループホームへ入居することで、一般の一人暮らしよりもはるかに生活費を抑えることができるため、自立した生活へより一層前進することができます。
生活保護を受けながら入居できる障がい者グループホーム
大阪の障がい者グループホーム「フリーライフ」は、生活保護を受けながら入居することができます。
また、「手続きの方法がわからない」「入居中に必要な手続きが発生したら1人でできない」などの方へもサポートを行なっております。
ぜひ「フリーライフ」で自立した生活を目指してみませんか？
お問い合わせ
理想の障がい者グループホーム探しをお手伝いします！
各施設の特徴や、料金に関することなど、まずはお気軽にお問い合わせください。
